大奥

よしながふみさんが女性向け雑誌で連載している大奥。一般的によく知られている女性たちが大奥で泥沼の争いを繰り広げる話ではなく、イケメンが女将軍のために集められているという斬新な設定です。巻を追うごとにメインとなる将軍が入れ替わっていくのでその代ごとの悲劇や憎悪であったりかっこよさや感動であったりが発生して飽きることがありません。よしながふみさんの絵はとても感情的で心に強く焼き付けられるような表情が得意ですね。最初のほうでは日本には男性が少なく、女性中心の世界であるという設定なので将軍の立ち位置であったりがよく考え込まれていると思います。すかっとするような展開も多く、続きが気になることが多々あります。また中盤では男性が少なくなってしまった原因である病を改善するためにみなががんばっていく姿が書かれていてとても感動的です。最終的に悲しい終わりかたになってしまうのも個人的には大好きです。月刊誌なのでなかなか続きが読めずやきもきしています。PRサイト:僕の彼女と絶倫ゴリ先輩

左ききのエレンの面白さ

絵画に対して普通ではない才能を発揮するエレンを中心にする物語ですが、単なる天才のストーリーではなく、「才能」の本質や人がそれぞれ持つ集中力の性質、そして、才能を「見せる」プロである広告代理店やパフォーマーの存在など、今までの作品とはまったく違った切り口で展開されているところが素晴らしいですね。

多くの作品において、絶対的な存在として描かれることが多い「天才」が実はそれ故に脆いという解釈がされていたりと、ほとんどの漫画作品とは違うながらも、読んでいけば非常に説得力を感じる思想や描写が多く、グイグイと読破していくことができます。

また、元々は一度完結した作品ではありますが、新連載にあたって作画力が大幅にレベルアップされただけではなく、細かなストーリー方面の充実などもあり、より読んでいて納得がいく展開になっているのもかなりポイントが高いですね。出てくる女性キャラが、可愛さとハンサムさを両立させているのも嬉しいところでした。

キングダムの見どころ

私が現在連載中の漫画で大変興味があり関心を持っているのがキングダムです。秦の始皇帝が幼き頃を描いた漫画であり、史実の部分が大半を占める内容でありますが、文献が少ないこともありフィクションの部分が多々見え隠れする、歴史漫画です。史実と異なる部分があるのは仕方ないかと思うのですが、やはり戦っている場面の描写は目を見張るものがあります。大軍を用い軍を率いているシーンは今まで見たことない描写でした。現在、秦が隣国の趙を攻め込んでいる途中であり、その趙の首都の前の最後の拠点である業という城を秦軍が囲っており、兵糧攻めしている場面です。兵糧攻めを打開すべく各所で戦っているのですが、楊端和という女性の軍団が奇策を用いて攻めるのは非常に展開として面白いです。秦の始皇帝の下で最終的に将軍となる信という男の成長ぶりも楽しい部分の一つであります。 私はキングダムの中で一番楽しい面白いと思うところは、大逆転する場面を描く面白さだと思います。絶対に負けるという場面から大逆転し勝利する。という場で何回も魅せられ胸が高鳴る漫画です。おすすめ⇒みすずの部屋